テクテク段ヶ峰

フトウガ峰より笠形山方面 中央氷ノ山 段ヶ峰へ
林道を歩いて戻る ベニドウダン サラサドウダン

平成12年6月4日 段ヶ峰だるがみね 1103m 17℃ 曇りのち晴れ

【関西山歩き100選】

予報では降水確率0%。今年になって初めての登山日和か? ドウダンツツジと展望を観に今回の山に。R9から和田山でR312を南下。生野交差点を右折すると生野南ICに。トンネルを抜け、『生野高原ゴルフ場』の看板に従い右折し、直ぐに左折して勾配のある道路を上がる。ゴルフ場手前に『段ヶ峰』の看板があり右折すると廃業した生野山荘に着く。(約20台の駐車可)

4:50自宅〓バイク160km(高速道130km姉さんの資料)〓7:20〜35旧生野山荘〓8:18達磨ヶ峰〓9:40〜10:25フトウガ峰1082m〓11:00〜10段ヶ峰〓32千町峠〓12:50倉谷橋〓13:55着

登山口は山荘の左、地図看板の裏側にある。いきなり雑木林の急登、汗が出始める頃にはタニウツギが咲くササ原の尾根道になる。左と背後の展望が高度を増すごとに開け、達磨ヶ峰913m)に着く。展望は登っているときと同じだが、北西の風に乗って来た雲が一部の山を隠すようになり北は乳白色の世界になってしまう。

下山、アップ・ダウンを繰り返しササ原、自然林、杉林と目まぐるしく変化する稜線を歩く。木陰に入ると14℃前後と涼しく、ベニドウダン・サラサドウダンが可愛く咲き、左の斜面にはブナ・ケヤキ・カエデ等の樹木が緑に染めて谷へと続いている。

雲が流れて行く。時々見えていたフトウガ峰も隠れてしまう。右・杉林、左・桧林の鞍部(最低コル)から再び登りが続く。いつの間にか懸かっていたガスが無くなり、低いササに覆われた広大な高原に着くと僕らだけの世界だった。 ピークに向かう道が付いているが何処がピークか分らないほど広い。前方に氷ノ山が望まれるとフトウガ峰に着く。遮る者は細君だけだが、周りの山々の山名が分らない(帰宅後、写真を見て調べるのが楽しみだ)。

段ヶ峰へ、直ぐに杉谷コース分岐だが北(右)へ、少し下ると潅木の道から湿地帯を過ぎ、西に延びる緩やかな稜線を歩く。でも一段下がった左側を歩くため西方面の展望が見えない。ここを登れば氷ノ山が見えるだろうと、3mほど登った所が二等三角点だった。50m先の松の木が立つ段ヶ峰頂上に着く。ここも360度の展望が楽しめる。達磨ヶ岳・フトウガ峰から段ヶ峰までの稜線が望まれる(残念ながら瀬戸内海、日本海は望めず)。

段ヶ峰から下山、今度は氷ノ山側の展望がよい。伐採されて杉の苗木が植えられた稜線を歩く。展望が効かなくなると『←栃原』の標示。地元の人には分るだろうが僕には・・・。『千町峠』と標示してほしい。杉林に入り急坂を下ると小屋が見え、工事中の林道と合流すると千町峠に着く。

林道を下ると直ぐに倉谷コース分岐があるが林道を歩く。ブナ・ケヤキ・カエデなどが林道の両斜面に拡がりよい所だ。山腹を北方向に歩くようになるとフトウガ峰が望まれた。緩やかに下るのは良いが、余りにも長すぎて、うんざりする。倉谷橋で杉谷コースと合流(このコース歩けば良かった)。舗装道になると、右から倉谷コースと合流する。左の坂を上がり、下りになるとゴルフ場前に着き、旧生野山荘は近い。

夜久野高原温泉『ほっこり館』に入浴後、16時過ぎに出発。19時過ぎ枚方。

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