テクテク宮指路岳・仙ヶ岳

残雪 仙ノ石 御在所岳、中央・鎌ヶ岳、前・宮指路岳 犬返しの険、雨乞岳望む
宮指路岳より   雨乞岳         御在所岳    鎌ヶ岳         仙ヶ岳望む           三体仏岩より 
屏風岩


平成12年4月2日 鈴鹿A仙ヶ岳961m・宮指路岳 946(クシロ)m 薄曇

5:30自宅〓車111km〓7:30大石橋P〓58林道終点〓8:08仙鶏せんけい尾根分岐〓17アライ谷出会い〓9:08小社こやかた峠〓10休憩〓45〜50仙ヶ岳頂上〓9:58〜10:00仙ノ石〓引き返す〓37小社峠〓11:50〜12:40宮指路岳頂上〓14:06小岐須おぎす峠出会〓20大石橋着  帰り。サンピア伊賀『芭蕉の湯』入浴

小岐須渓谷を目標に車を走らせ林道に入る。通行止めの看板があったが大石橋まで入り、橋手前に駐車する。

橋を渡ると直ぐに宮指路岳登山口で、今回は出口になる。アスファルトの林道を歩き、車止めを過ぎると(10台駐車可)地道にとなり仙ヶ谷沿いを歩く。

やがて林道終点に着き、杉林の登山道の中へ、少し先で左岸に渡り進むと仙鶏尾根分岐の標示、さらに登るとアライ谷が右から落ちてくるが本谷を登る。右岸、左岸、又右岸に渡る。杉林内で急に左岸に渡り少し先で右の支谷に入る。この辺りから斜面に残雪が現れる

 小社峠に着く。リョウブ、コナラが茂りいい所だ。
仙ヶ岳から東峰の仙ノ石まで往復する。急坂の尾根道を登る。8分ほどでピークに立つと360度の展望が見られる。ここで軽食をとる
ピークを2ツ越すが展望は更に良くなる。そして背丈ほどのササを抜けると、膝ほどの広々したササ原になり素晴らしい展望になる。再び背丈ほどのササ道から抜けると仙ヶ岳頂上に着く。

頂上からは鈴鹿山地の南半分が望まれる。鎌ヶ岳・雨乞岳・綿向山・御在所岳・入道ヶ岳、そして頂上がどこか判らない宮指路岳。西に琵琶湖、東に伊勢湾を一望、そして南の鈴鹿山地。

 仙ノ石へ、ササ道を下ると、すぐにササが無くなり鞍部で白谷分岐と出合い抉れた窪地の道を登り返すと、左に踏み跡程度で東峰への道があるが展望は効かないので寄らず。仙ノ石手前で別の白谷分岐があり、更に進むと仙鶏尾根分岐を右に行くと直ぐに仙ノ石に着く。仙ヶ岳同様に展望は良い。

 小社峠まで戻り、急登してP1(ピーク)に登るが下りもキツイ。P2・P3では、鞍部が両方、または片方が抉られたヤセ尾根になる。P4・P5では急坂だが、降りるほうが更にキツイ。P5(だと思う)で、やっと宮指路岳の頂上がどれか判かる(丸い稜線の広い頂)所まできたが前方に見える稜線は風化した花崗岩のガレ場に変わる。まだピークを3、4個越さないと頂上には着けそうにない。下りの北斜面の方が荒れていて崖を降りる感じになる。

やがて巨岩が多数現れる。『犬返しの険』と云われる場所だろう。岩上や岩間を歩くが、ルートを外れなければ危険な道ではない。『犬返しの険』を過ぎると樹林に入り頂上への登りになる。

 展望の効かない宮指路岳頂上に着く。直ぐに北へ、『馬の背』と云われる大岩のある広場に行く(1分)と360度の展望が望まれた。仙ヶ岳からの荒れた凸凹した稜線がよく分る。馬の背に立つと鎌ヶ岳が見える。風を避けて食事。薄日が差し気持ちよい。

 下山。宮指路岳頂上まで戻りヤケキ谷へ下る。暫くは展望の良い緩やかな稜線を歩く。左に鋭く尖った鎌ヶ岳、ドッシリした入道ヶ岳がよく見える。右にテープがあったので下りると岩が重なりあった上に、大きな岩が3ツ立っている『三体仏岩』がある。ここは仙ヶ岳からも見えていた岩峰だが、「あそこは行かないだろう」と思っていた。野登山・凸凹した仙鶏尾根、そして仙ヶ岳から宮指路岳への稜線が一望できる。

登山道に戻ると、又右にテープある。下ると岩峰『東海展望台』だったが、三体仏岩と同じような展望だ。

 谷に下りて行く。テープとペンキがしっかり付いていて、よく踏まれた登山道を下る。左岸を歩いていると結構長い滑滝が現れる。滝名札を捜すがない。やがて小岐須峠分岐に出合い、更に下ると朝の林道に出る。

帰り屏風岩に寄る。

注意していたが杉林の中を直進してしまう。気が付くとマンサクの黄色い花が咲く沢のガレ場を歩いている。付いているテープを剥がしながらテープが沢山付いている所まで戻り、左岸に渡り杉林へ。

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