テクテク剣尾山・横尾山

岩峰 高岳 大野山 方面 横尾山より深山望む
剣尾山頂上にて 行者堂


平成12年3月26日 A剣尾山784m7℃ A横尾山785m5℃ 曇り時々晴れ時々雪 54km

 今日は冬に逆戻り、三峰山の樹氷と思ったが氷点下まで冷えそうにない。悩んだ末に前回は春霞みで展望が見られなかった剣尾山に再度登ることに。途中墓参りをして、R173を走る。バス停『行者口』を右折、玉泉寺を通り行者山登山口手前50mの所に駐車(約6台駐車可)。

8:40行者山登山口駐車〓55能勢の郷レストラン前〓9:55〜10:05岩峰〓25横尾山〓55〜11:50剣尾山〓12:30行者山〓45着  

 今回は逆コースで。少し戻りT字路を右折して『能勢の郷』へ。能勢の郷駐車場(550円)は登山者の車で、にぎやかだった。テニスコート横を抜け、レストラン前の尾根(レクレーションゾーン)『みはらし峠コース』を登るが誰も登って来ない。

 強い北西の風が吹き、時々雪が舞う風化した露岩の尾根道を登る。やがて雑木林になり露岩交じりの登山道になる。正面に横尾山が見えてくると岩峰(コースより3〜4m東に入る)に着く。岩の先端に立つと足がすくむ。ここからは今回の山行コースが一望できる。

 膝高のササが茂る道になると、西斜面に防護ネットが張ってある地点にくる。高木の赤松が多い整然として見通しのよい斜面だ。高岳・大野山・白髪岳等が望まれ遠方には雪雲が、こちらに来ている。展望を写真に撮っておく。

ササが背丈以上の雑木林になると、通り過ぎそうな横尾山頂上に着く。展望は近くの深山が見えるだけ。

 剣尾山へ、前回は背丈以上のササが鞍部まで続いて難儀したが、今回は幅広く刈られていて歩き易い。小雪が舞い視界が悪くなる。頂上からの展望に不安が。

丹波・摂津国境の石柱に着く。北には反射板があり前方には樹木越しに剣尾山が見えている。少し下ると摂津側の斜面が刈られ桧の苗木が植えられている。『山の畑になるのだろうな〜』と思うと悲しい。鞍部から登り返す。2ツ目の国境石柱から5分ほどで大岩が現れて剣尾山頂上に着く。

 剣尾山頂上。風は強いが岩陰に身を隠すと凌げた。でも雪が舞い展望は望めそうにない。晴れることを願いながら食事(ぞうに)にする。
雪雲に覆われていたが強風のお陰で西方面から明るくなり展望が見え始める。広い台状の頂上を歩き回り大岩の上から眺めたりする。東方面に半国山・ポンポン山・愛宕山・妙見山・五月山連邦が見え始める。下山のため南に行くと中山連邦が見え遠方には六甲山が望まれた。

 道幅の広い登山道を下る。月峰寺跡、六地蔵を通り妙見山方向の展望がよい稜線を過ぎ、少しだけ登り返すと行者山に着くが目立たない頂上だ。大岩の間を抜けて行者堂へ、阪神大震災でも大丈夫だったのが不思議に思える不安定な直立岩がお堂の上に。

やがて林道が見え始め、行者山登山口に着く。

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