テクテク七種山

段ヶ峰方面 H112.6 七種滝 つなぎ岩 播州の山々
険しい岩峰の尾根道 七種山と七種槍


平成11年12月12日  七種山なぐさやま683m 晴れ時々曇り

【関西の100名山】参考

亀岡からR372を走り竜野へ、県道23で七種川を渡り、西治交差点で右折。野外活動センター前に駐車する。帰り県道17を走り西宮北ICで中国道を走る予定だったが事故と渋滞で諦めて一般道路を走る。

:50自宅〓車135km〓7:20〜40野外活動センター前〓8:30山門〓42〜48七種滝〓9:22〜25展望岩〓30〜10:30七種山頂上(つなぎ岩)6℃〓36七種槍分岐〓※〓11:55〜12:15七種槍〓13:46〜50鉄塔下〓14:22野外活動センター〓125km〓18:10枚方  

野外活動センターから参道(車道)を歩く。右手には七種槍の稜線が七種山へと延びている。段々と谷が狭くなる。やがて『雌滝』の標示、踏み跡程度の道を降りたが貧弱な滝だった。参道から見える『夫婦滝』は水量が少なく一筋の滝のみ。次に現れた『弁慶のノコギリ岩』下部に切られたような跡がある。

山門に着く。駐車スペースとトイレがある。山門を潜り進むと太鼓橋があり、奥に『虹の滝』。日が当たると虹が出来るのだろうが、今回は太陽も水もない涸れ滝だった。左岸を登ると『八龍の滝』、更に上部に『七種滝』があるが。落差はあるが、今回は岩壁に過ぎない。左岸の石段を登ると七種神社に着く。

境内からは七種滝の全容、加古川方面、眼下に七種川の谷が見える。神社左裏の階段を登ると下から見えていた展望岩に着く。七種槍、遠くは淡路島、姫路方面が望める。5分ほど登ると七種山頂上に着くが展望はよくない。東へ10mほど行くと展望のよいつなぎ岩がある。(フィルム交換で巻き終わったと勘違いして滝の写真消える。平成12年6月七種滝見学に行く。)

つなぎ岩。岩上は3畳ほどの広さだが幅30cmほどの割れ目を跨ぐのに勇気がいる。割れ目の深さは17mあるそうだ。雲の切れ目から雪彦山、段ヶ峰、千ヶ峰、笠形山。そして七種槍の稜線を見ながら食事する(うどんとおじや)。

頂上から更に10mほど戻り北に下る。植林の町界尾根を歩くと七種槍分岐に来る。ここで右折して落ち葉の多い急坂を一気に下った後、アップ・ダウンを繰り返しながら下りて行く。頂上からの標高差300m(僕の高度計で)ほど下りると、今度はアップ・ダウンを繰り返しながら登っていく。最後に槍らしい急登になると七種槍頂上(577m)に着く。土俵ぐらいの広さで展望は良い。僕らとは逆コースのグループが食事している。登山口が分れば逆コースの方が良かったように思える。

七種槍から下山。少し戻ってから南へ。今までの見通しの悪い雑木林から展望が良いアルペン的な岩尾根歩きに変わる。所々に東西が抉られたようなヤセ尾根がある。

眼下に見える七種池が真下に来るまでピークを数回越していく。日陰のない稜線で暑くなり、うんざりする頃、鉄塔下に着く。最後のピークを登り、七種山・七種槍を見納め、真下の七種池まで、一気に下ると七種池の東側の堤に出てくる。5分ほどで駐車場に着く。

※ 10:50頃。倒木を潜っているとき、落ち葉で右足が滑り左足が残る。左足の膝から鈍い音がする。一瞬折れたかな?痛いが歩くことができる。杖二本持ち、シップ薬とサポーターを巻いての長い尾根歩きになる。以後コースタイムは遅くなったと思う。
 車の運転には支障はなかった。翌日、外見は普通だが痛くて階段の上り下りが辛い。座るとき立つとき痛いので殆ど立ったままでいた。完治まで約1年かかる。医者にかからず。

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