テクテク東床尾山

糸井の大カツラ 東床尾山頂上 大江山連邦
西床尾山より東床尾山方面


平成11年11月14日 東床尾山ひがしとこのおさん839m 西床尾山843m

【関西の百名山】参考

6:00自宅〓バイク149km〓9:05登〓9:10糸井の大カツラ〓40ログハウス・東床尾山分岐〓10:12〜30東床尾山頂上〓40大カツラ分岐〓11:20〜12:03西床尾山〓30羅漢谷出合い〓43甌穴おうけつ〓13:40西床尾山登山口〓13:47着

 R9号、老の坂トンネルを抜けると霧だった。ウィンドブレーカーは濡れ、ヘルメットのシールドは水滴が付き、中からは曇る。最悪のツーリングだが、もしかしたら雲海が見られるかも? しかし福知山を通り夜久野町まで来ると霧は無くなり、濡れていた衣服が乾く。和田山で糸井橋を渡り竹ノ内へ。バイクから見る渓谷(林道)・山の紅葉が美しい。大カツラまで600mの道標のある広くなっている林道に駐車する。

谷沿いの広い道を行くと、広場になっている大カツラに着く。枯れた親木の周囲に『ひこばえ』が成長したカツラの木だが、芦生・下谷で見たカツラに比べるとお粗末だ。

広場奥で、右岸に渡り登山道に入る。植林の道が多いが、時々紅葉した樹木がみられる。数回、沢を渡り返すと分岐点に着く。直進すればガイドブックに載っている床嶺の家(ログハウス)へだが左岸に渡る。杉林の急斜面を3分ほど登ると尾根道になり一直線に北へ伸びている。ふくら脛が痛くなる急坂だが紅葉した自然林になり、やがてススキの茂る広い東床尾山頂上に着く。

360度の展望だが残念ながら靄がかかっていた。京都と兵庫の地図を開けるが南方面の山はサッパリ分からず。北は出石市街が雲海の中。西には、これから歩く西床尾山までの稜線が見え、遠方には氷ノ山らしき山並みが薄く見えている。東には大江山の稜線が近くに見えた。

西床尾山へ、見晴らしの良い広い稜線を歩く。糸井の大カツラ分岐を過ぎ紅葉を楽しみながら広い吊り尾根を歩くと、桧林になり、ピークを越すと再び雑木林になる。やがて登りになり西床尾山に着く。

松と桧が多い広い西床尾山頂上だが展望は良い。西に氷ノ山、東に東床尾山、大江山が。南北は樹木が邪魔して見えない。

西床尾山頂上より下山。東斜面の桧林の境目より下る。急坂だが一歩一歩、足元を確かめて下りないと滑る道だ。30分歩で羅漢谷に下りてくる。

朝、登った谷より水量が多くナメ滝や小さな滝が多くある渓谷だが、殆どが植林の登山道であるのが残念だ。でも紅葉の美しい所もある。

 下山の途中で『見事な直径30cmの甌穴まで8分』の表示板。どんな物か見学に行くことに。左の谷に入り岩場の沢を登ると前方になめ滝が現れ、右岸のロープを使い、なめ滝の中間に出る。どれが甌穴なのか判らずに見渡していると、なめ滝の中間に可愛らしい滝壷があり真ん中に丸い穴(バケツほどの穴。穴の中で石が転がり出来だ穴のようだ)があった。戻る。行きよりも倍の時間がかかる(行きはよいよい帰りは恐い)。甌穴から少し下ると『×××滝まで10分 未整備』の標示板が。今度はパスすることにした。歩き易い道になると、西床尾山登山口に出て林道を左折する。

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