テクテク頭巾山

平成11年6月6日 頭巾山(とうきんやま) 871m バイク95q

【京都府の山】・地図【京都北山A】

4日より梅雨入りで週末は駄目だと思っていたが。R162を走りバス停田上で左折して橋を渡り福居へ(国道から福居の標示なし)。終点が福居バス停で頭巾山の案内板がある。右へ、少し走ると地道になり上谷林道のゲートが見えてくる。手前にバイクを駐車する。

5:30自宅〓7:25〜50登〓8:05上谷詰コース・美山コース分岐〓24上谷詰コース・美山コース分岐〓34林道終点〓9:10〜18若丹国境尾根〓10:05上谷分岐〓15〜11:00頭巾山〓20上谷分岐〓11:42沢〓12:07〜15上小屋ヶ谷出合〓12:45カツラの古木、左岸へ〓12:50〜13:00右岸に渡り林道へ〓13:20着

 林道、福居上谷線と書かれたゲート内に入る。やがて林道は二又になり『右、頭巾山』の標示が現れるが、上谷詰コースからと決めていたので左の林道を行く。林道終点から谷に下りるが登山道が分からない(登山口は林道終点手前30m付近より下草の茂った所から左岸に渡る)。予定を変更して美山コースから登ることにする。

 先ほどの分岐まで戻り標示通りに林道を登るとカツラの木がある林道終点に着く。
美山コースは関電巡視道を利用したしっかりした道だった。高度を増すとブナの木が樹林するコースだった。

 若丹国境尾根西へ、明るい尾根にはタニウツギ・ヤマツツジが咲き木陰に入ると暑さも和らぎ『ホッと』する。小さなアップ・ダウンを繰り返し進むと頭巾山山頂が見え始め、上谷コース分岐を左に見て頭巾山の登りにかかるとキク科のミヤマヨメナが道端に咲き、展望が開けてくる。お地蔵さまを過ぎると直ぐに頭巾山頂上に着く。

 頭巾山頂上には古和木権現を祀る祠と老巧化した非難小屋がある。青葉山・弥仙山・長老ヶ岳が霞んだ空に何とか見ることができる程度で青葉山の横にある若狭湾も分からず。祠の裏に回り建物の陰を利用して誰もいない頂上で食事にする。

下山、眼下に見えている上谷へ、来た道を下る。分岐まで戻り右折して上谷詰コースへ、つづら坂を下ると10分ほどで沢音が聞こえて来るがなかなか沢に下りてこない。やがて沢に降り沢沿いに下る。道端には頂上から白いミヤマヨメナの花が道案内をするかのように途切れることなく続いている。テープは付いていないがしっかりした道で渡渉を繰り返して下る。左から小さな(滝)谷が現れると上小屋ヶ谷出合に着く。涼しいので暫らく休憩する。
やがて、カツラの古木が現れ左岸に渡ると林道が近いことを感じる。

 朝、ウロウロして見覚えのある景色が現れると護岸のコンクリートが見え、渡渉して林道に上がる。誰にも会うことなく戻ってくる。

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