テクテク伊吹山
5月23日撮影
燕平より北尾根望む。左端が国見峠 | イブキハタザオを観察 | 北尾根を歩き国見岳へ |
6月20日撮影
国見峠より、雲がかかった伊吹山 | グンナイフウロ |
平成11年5月23日C 6月20日D伊吹山(北尾根)平成13年3月作成
国見峠から歩きたいが先週のガソリンタンク破損で林道が怖くなる。情報を入れてからにする。伊吹山ドライブウェイを利用して歩くことにする。R307⇔R306⇔R8⇔R21 152q
5月23日 ドライブウェイから北尾根をテクテク
C5:10枚方〓7:30〜45料金所(8時営業)〓8:05〜15北尾根・静馬ヶ原〓9:55御座峰〓10:22〜30大禿山〓11:00〜55国見岳〓12:30大禿山〓53御座峰〓14:10P着〓20頂上駐車場(車で移動)〓15:30頂上駐車場
伊吹山ドライブウェイに早く着きすぎる。8台がゲートの開くのを待っていた。タニウツギが咲くドライブウェイを走る。北尾根は頂上手前で左にカーブするところに、北に伸びる尾根に一筋の道が見える。ここが静馬ヶ原で駐車場がある。
残念ながら今回も霞んで展望駄目。でも北尾根は花の宝庫だった。道はしっかりしていて迷うことはない。笹叉コース・三宮神社コースは木陰が殆どなかったが今回のコースは適度にあるので晴れた日には助かる。
復路。国見峠からのハイカーが多い。2〜30人ほどのグループに追い着くと先に行かしてくれるので早足で追い越し、少し間を開けておこうと無理して歩くと、次のグループに追い着き、「叉先にどうぞ」と。結局駐車場まで、休まずに歩いてしまう。
車で移動して頂上に行ってみるが、イブキタンポポが咲くのみで、まだ早かった。
イブキヤマガラシ・タチフウロ・キンポウゲ・イチリンソウ・ニリンソウ・コンロンソウ・グンナイフウロ・ラショウモンカズラ・イブキハタザオ・ツクバネソウ・エンレイソウ・ホウチャクソウ・キクザキイチゲ・ホソバノアマナ・タキミチャルメルソウ・タチシオデ・イブキタンポポ・ヒトリシズカ・マンネングサ・ミヤマハコベ・ヤマブキソウ等
6月20日D |
4:35枚方〓7:35〜8:05国見峠〓8:55国見岳〓9:50大禿山〓10:20〜50御座峰〓12:08静馬ヶ原(道路)〓30頂上駐車場〓13:00伊吹山頂上散策〓15頂上駐車場〓15:05御座峰〓28〜33大禿山〓16:05国見岳〓45国見峠
滋賀県側は通行止めと聞いていたので岐阜県笹叉から国見峠に行く。舗装された道で国見岳スキー場を目標に走る。 今回、登ると伊吹山の花は殆ど見たことになるだろう。
天気予報では昼前には回復すると。南北に展望の効きそうな峠だが、今日は何も見えない。
長寿大師像と国見峠と書かれた石碑の前に駐車。登山口は石碑の後ろにある。霧雨が降る中を出発。始めは緩やかだが勾配が増し滑り易いためか一部ロープが張ってある。湿度が高く汗がよくでる。国見岳手前にあるパラボラアンテナから北方面(北アルプス見えるかも)が望まれるが今日の天気では・・パスする。平坦になった道を歩き国見岳に着く。樹木に囲まれている国見岳だが東方向のみが開けている。でも今回は何にも見えず。花もあまり咲いていない。
アップ・ダウンを繰り返し進むと花が多くなってくる。国見岳と大禿山の中間辺りの東斜面にニッコウキスゲが群生していた。ガスがなければ見晴らしのよい所なのだが。
カラマツソウ・カノコソウがピークをむかえ、北尾根一帯に雫を付けて咲く。ヒメフウロ・シモツケソウ・ハンショウヅル・ウツボグサ・ミヤマアザミなども咲いている。自然林に入るとカエデ・コナラ等の新緑が美しく、ウツギが花を咲かせている。林内は雫が落ちてくるので前回と違い足早に通り過ぎる。
相変わらずガスがかかったまま。引き返すことにして御座峰で食事にする。食事をしていると三宮神社から国見岳まで往復する健脚な男性が来たので頂上の様子を聞くと、花が咲いているらしい。急いで食事を済ませる。
展望はどうでもよくなっていた。頂上のお花畑をめざす。11時過ぎガスが切れ、一瞬大垣市街が見えて展望にも期待する。今回も燕平が分からず通り過ぎると美しい自然林の登りが続く。何時の間にかガスは無くなっている。
林から出ても暫く登りが続く。この辺りが静馬ヶ原で、花の多いところで一ヶ月前、初めてグンナイフウロを観て美しさに感激した。今回はイブキトラノオが咲き始めている。下りになると、眼下に鞍部が見え、左に笹叉へ降りる谷が、鞍部の先に伊吹山ドライブウェイが見えているが右にある伊吹山頂上にはガスがかかっている。ドライブウェイを歩き伊吹山頂上へ。
時間を気にしながらお花畑を散策。グンナイフウロと行者還岳で初め見たクサタチバナが群生しニッコウキスゲが道脇に咲く。満足して引き返す。
静馬ヶ原まで下りて来ると琵琶湖に竹生島が浮かんで見える。でも遠方の高い山々は雲の中。
御座峰辺りまで下りてくると膝が痛くなり始める。石灰岩の凸凹道と下りが苦痛になり、膝を庇いながら下りる。登りになると痛みが取れるのだが。 ニッコウキスゲ群生地は過ぎたのか、まだなのかも分からない(思考力なし)。考えなくても道は一本道。足元をしっかり見ながら歩いて、やっと国見峠に着く。相変わらず頂上には雲がかかり拝むことができなかった。
峠で一服していると通行止めになっている滋賀県側から車が登ってくる。尋ねると林道に落石はあるが、通行できると。でも用心して朝の道を帰る。