テクテク三津河落山

如来月へ 三津河落山頂上 池小屋山方面 大和岳へ。  中央白鬚岳
台高山脈                      日出ヶ岳→
日出ヶ岳から池小屋山・国見山へと続く。遠くは三峰山まで望まれた。
大峰山脈
大普賢岳望む 弥山。 前・経ヶ峰 釈迦岳・孔雀岳方面  鉛ェ経ヶ岳・弥山方面
大峰山脈
八経ヶ岳・弥山方面燕s者還岳 大普賢岳から山上ヶ岳       吉野へ



平成10年11月8日 大台・三津河落山(さんづこおちやま)1630m〜経ヶ峰1528m 作成平成14年6月

【京阪神ワンデイ・ハイク】

姉夫婦推薦コース。百名山・大台ケ原と隣り合わせに肩を並べる三津河落山。黄葉シーズンは大渋滞が予想されるので、時期をずらす。バイクなのでカイロ3ヶを肩口に入れ(細君は2ヶ)防寒対策を万全にして出発する。大台ドライブウェイ入り口では大普賢岳は雲が懸かっていた。でも大台ヶ原上空は青空だった。
 経ヶ峰登山口(経塔塚)が分からずに通り過ぎてしまう。逆コースからの山行に変更する。川上辻にバイクを駐車する。ここは安心橋から入之波(しおのは)への下山道と台高縦走道の入り口である。

5:00自宅〓バイク120km〓7:40川上辻・登6℃〓8:00名古屋岳〓8:27〜35如来月〓8:41〜47三津河落山〓9:02〜18大和岳〓10:12〜30経ヶ岳〓戻る〓11:15大和岳〓11:40〜12:20三津河落山・食事〓12:45名古屋岳〓12:55川上辻着〓13:35安心橋〓14:15バイク着  17:30枚方

 

川上辻から出発。安心橋への登山道に入ると直ぐに名古屋岳への分岐があるが道標はなかった。左の稜線を登ると車の騒音は聞こえるがブナ・トウヒが林立する原生林になり最初のピーク名古屋岳1610mに着く。展望はあまり良くないが次のピーク如来月1654mが前方に立ちはだかる。
如来月へ、鞍部まで下り、登り返すのだが広い稜線で踏み跡が乱れて途中で道がなくなる。しかし横に移動すると踏み跡が現れる。迷うような道ではないが踏み跡を捜すほうが早く登れる。
 如来月からは南西方向の展望が開け八経ヶ岳から釈迦岳・笠捨山など、南大峰山脈の山々が連なる。三津河落山からの展望を期待して下山する。立ち枯れの多いトウヒとブナを観ながら下ると素晴らしい展望が開けてくる。
 大パノラマが広がる三津河落山に着く。ロボット雨量計のある日本鼻・大和岳へとなだらかな草原が続く。ピクニック気分で大和岳1597mまで歩く。
ハイカーも少なく(往復で5人出会っただけ)展望を独占する。左には大峰山脈が横一列に連なる。右には主峰日出ヶ岳から伸びる台高山脈が山波となって北へ伸び、遠くには高見山地の三峰山が望まれ、また尾鷲方面の海が望まれた。まるで空を飛んでいるような気持ちになる。
 経ヶ峰へ。大和岳からドライブウェイに降りて車道を歩く。地図を頼りに適当なところから稜線に取り付き、踏み跡程度の道を登ると経ヶ峰頂上に着く。樹林に囲まれて展望はよくなかった。車の騒音が絶えず聞こえてくる頂上でブドウとおはぎを食べてから展望の良い往路へ戻り、三津河落山で食事する。
 往路を川上辻まで戻る。高低差の少ない物足りない山行だったので、足を伸ばし安心橋まで往復する。原生林の鬱蒼とした山腹に付けられた登山道だった。

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