テクテク蓬莱山

小女郎ヶ池 小女郎峠
展望の良い縦走道 蓬莱山ゲレンデより

平成10年4月25日 小女郎ヶ池〜蓬莱山1174m 作成平成14年4月

地図【比良山系】

:00自宅〓バイク〓8:40蓬莱駅前・登〓<小女郎谷>〓9:30〜37林道終点〓42薬師滝〓11:08小女郎峠〓11:13〜55小女郎ヶ池〓12:30〜54蓬莱山〓13:20金ピラ峠〓<金ピラ谷>14:00林道出合〓15:30蓬莱駅前

 蓬莱駅前にバイクを駐車(車だったら湖西高速道付近)。神社を左に見て真っ直ぐ進む。残念ながら正面に見える蓬莱山頂はガスがかかっている。湖西道下を潜り突き当たりを道標に従い左へ行くと林道に入って行く。林道終点(砂防ダム)から山道らしくなる。ここで休憩するが、5分程で薬師滝につく。小女郎谷を登るが記憶に残っていない。只、急登が続き少しヘバリ気味になったのを覚えている。

 ガスの小女郎峠に着く。ここまで来れば後は楽な行程になる。反対側に5分ほど下ると小女郎ヶ池に着く。お目当てのミズバショウを捜すと10輪ほど咲いていたが期待はずれだった。冷たい風が吹くが、天気の回復を待ち、ここで食事にする。山頂が薄っすらと見えるまでになる。

 小女郎峠まで戻ると、眼下に琵琶湖が望めた。ササ原の稜線を北へ、斜面にはヤブデマリの白い花が所々に咲いている。琵琶湖越しに霊仙山・御池岳などの鈴鹿山系が連なる大パノラマを楽しみながら、のんびりと歩く。

 蓬莱山頂上からは期待通りの眺望が望まれた。風も止みポカポカ陽気になりゲレンデで草原気分を味わう。

 下山道はまだ決めていなかったが、蓬莱駅に近い金ピラ谷を下ることにする。頂上からゲレンデの東端を下ると道標があった。急斜面を下るのだか、琵琶湖に吸い込まれそうな気持ちになる展望の良いコースだ。芽吹き出した樹木は、まだ赤みを帯びて輝く。

金ピラ峠でキタダカ谷分岐と別れ、金ピラ谷へ下る。下山道も記憶が薄れてしまったが、カタクリ・イワカガミ・イカリソウが道端に咲き、下るほど緑が増していった。

勾配のキツイ比良の山、ガイドの所要時間では僕たちには無理で登りと同じほど時間がかかる。下山道も危険な箇所はなかったと記憶している。只、金ピラ谷登山口は判り辛いように思えた。

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