テクテク武奈ヶ岳

南西尾根より 南西尾根より蓬莱山 山頂 小川新道の黄葉

平成9年10月19日 御殿山コース〜武奈ヶ岳 1214m コヤマノ岳〜小川新道 
                                    作成平成14年3月
                                      地図【比良山系】

4:50自宅〓6:25坊村・明王院手前駐車〓御殿山コース〓8:20〜30御殿山頂上〓35ワサビ峠〓9:10〜30武奈ヶ岳頂上〓9:45コヤマノ岳分岐〓55コヤマノ岳頂上〓10:10中峠〓シャクシコバの頭〓11:03小川遭難碑〓11:15〜35分間昼食〓11:50大橋・牛コバ分岐〓12:55牛コバ〓13:40坊村

比良山荘裏の地主神社の所に車を駐車する。赤い三宝橋を渡り明王院前を通り過ぎると御殿山コースの入り口で植林の急坂になる。植林を抜けて雑木林になっても急坂が続く。登り始めて約1時間で平坦な登山道になり腰を下ろすのによい岩があったので、休憩する。

登り始めて1時間半やっと上部が明るくなってきて樹林が美しい登山道になる。やがて黄葉しかけた潅木の道となり御殿山頂上に辿り着く。

 山名の標示は無い御殿山頂上だったが360度の展望だった。北に見えている南西尾根から武奈ヶ岳山頂を見ていると登行意欲が湧く。御殿山頂上から下ると直ぐにワサビ峠に着き直進して南西尾根を登ると見晴らしが良くなる。
ススキがなびきコヤマノ岳の斜面は黄葉して秋らしい草原の南西尾根だ。まだロープウェイが動いていないのだろうか、武奈ヶ岳頂上には2〜3人のハイカーが時々見える程度で南西尾根には誰もいないので静かな山行ができて喜ぶ。

 ハイカーでごった返す前に武奈ヶ岳頂上に辿り着いて展望を楽しむ。山頂はテント泊まりの若人のグループが多かった。雄大な展望に満足するが琵琶湖は見えない。ハイカーが増えてくる。

比良ロッジ分岐でコヤマノ岳への登山道に入ると静かな山歩きになる。山名の標示がないので、下り始めてコヤマノ岳頂上を通り過ぎたのに気付くような山頂だが今回は2回目なので山頂が分かった。黄葉した美しいブナ林の中を中峠に下っていく。

中峠でワサビ峠へ戻ることも考えていたが時間も早いので(予定時間内)予定通り小川新道から戻ることにして、中峠を直進する。ここからは登山道も狭くなるが登り返すとシャクシコバの頭に着く。ここも通り過ぎてから気付く山頂で引き返してみると小さな板に『シャクシコバの頭』と標示があった。黄葉した落葉樹が美しい登山道が続き秋の静かな山歩きを満喫する。やがて小川遭難碑がある月見岩に着き、ここで右折して沢道の岩場を下るのだが結構キツイ坂なので用心して下る。
小川新道に入ってから食事場所を捜しながら歩いたが適当な所がなくここまで降りてしまったが沢の岩に座り食事する。
ここで小川新道に入って初めて会うハイカーがあえぎながら登って来る。でも相手は下る方が恐いと思っているかも知れない。

 沢を忠実に下っていくと奥の深谷を流れる沢音が聞こえてくる。この辺りまで降りて来ると樹木はまだ黄葉していなかった。やがて大橋・牛コバ分岐に出てくる。右折すると、まもなく奥の深谷出合に着き橋を渡り摺鉢山の麓を巻いて長い単調なジグザグ道を下ると牛コバ(林道終点の60m程手前)に着く。

 牛コバからは明王谷を見下ろしながら、林道を通って坊村へ戻る。

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