テクテク愛知川

登山口 ルート分からず 再び遡上する

平成9年7月6日 杠葉尾より愛知えち川渓谷 作成平成9年1月

本【鈴鹿を歩く】地図【御在所・鎌ヶ岳】

今回は山頂を目指さずに渓谷の山歩きを楽しもうと計画を立てて下水晶谷まで往復することにしたが・・。

4:50自宅〓バイク〓7:00登山口・登〓?〓?〓13:15着

杠葉尾ゆずりおから正確には神崎川だが通称・愛知川の上流に入る。バイクで行ける所まで入ろうと決めていたが、立派な登山口の道標があり『神崎川遡上コース・天狗滝を経て御在所岳に至る』と書いてあるが現在位置が分からない。登山口近くにバイクを駐車して準備する。

階段を下りると広い川原に出る。上流にダムらしいのが見えている。西行川原と思われる場所だが道が分からない。対岸に赤いテープが見えたので渡るとしっかりした登山道があり「これなら楽しい山行ができる」と安堵する。

暫らくは川筋から少し離れて歩き再び愛知川に出合うとカラト谷出合いに着く。ここでルート間違いしてカラト谷を1時間も登ってしてしまう。出合いまで引き返し愛知川右岸を歩くが、直ぐに大岩が邪魔している(泳げば行けるが)。諦めてここで昼寝でもして時間を潰すことにする。白い岩とコバルトブルー色した流れを見ながらノンビリしていると背後の崖に赤いテープが見える。
寝ている細君を起し登る(正規のルートはカラト谷出合いの所からの巻き道だった)。登り切るとしっかりした登山道が現われる。時間をロスしているので、行ける所までにする。巻き道と渓谷沿いの岩肌を楽しみながら歩く。

 巻き道から降りてくるとツメカリ谷に出合う。川幅が広くなり再び登山道が分からなくなる。本と地図では右岸に道があるようだが見当たらない。

今日は足が濡れても良いようにジョギングシューズ。川の中を歩きながら道を捜すが分からない。適当な所で諦めて川原で食事する(帰宅後図書館で調べると暫らく川中を歩き左岸に渡ると登山道があるらしい。本と地図は間違っているようだ)。食事をしていると愛知川を遡上するグループがくる。濡れても良い装備をして川の中をあるいていった。

予定コース半分も歩いていないが引き返すことにする。難なくカラト谷を過ぎるが雷が谷間に響き渡る。急に暗くなると大粒の雨が降る。急いで雨具を着て西行川原を渡り(増水すると大変だ)バイクの地点に戻ると雨が止み太陽が照付ける。蒸し風呂の中にいるような木陰のない林道で20分ほど懸かり帰り支度をする。今日は最悪の1日だった。


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