テクテク蛇谷ヶ峰

天狗の森 天狗の森より武奈ヶ岳望む 奥琵琶湖と蛇谷ヶ峰望む
山頂より武奈ヶ岳望む 白倉連邦


平成9年2月9日 A蛇谷ヶ峰 902m 晴れ 作成平成13年11月

R367を走り安曇川に懸かる橋を渡る手前にある桑野橋バス停近くに駐車する。

6:45自宅〓7:55〜8:05桑野橋〓9:05林道終点〓22猪の馬場〓26防災無線〓10:40反射板・西峰〓11:00〜25蛇谷ヶ峰頂上〓13:00猪の馬場〓13:50桑野橋

 民家の山手にある林道を歩くが民家を過ぎると積雪20センチ以上の雪道になる。前日の足跡が付いており踏み跡の通りに歩く。林道終点から登山道に入ると踏み固められた雪道で多少は凸凹していて歩き辛いが迷うことはないので安心する。

潅木に囲まれた緩やかの峠のようなところに来る。ここが猪の馬場で道標に従い直角に左折する。防災無線中継所辺りから高度を増すと、少し窪んだ登山道に前日のカンジキ跡だけになる。積雪は場所によっては1mを越しているがカンジキの上に足を下ろすと楽に歩くことができた。

天狗の森と思われる(登り始めて2時間)地点からはナラやブナの自然林越しに釣瓶岳・武奈ヶ岳が望まれる。日が差し込んで暖かくなってくる。

 反射板のある西峰に着く。2m近い雪上からは比良山系の主峰・武奈ヶ岳、前方には目的地の蛇谷ヶ峰が望まれた。鞍部まで下り登り返すと蛇谷ヶ峰山頂に着く。残念ながら霞んでいるが360度の展望を楽しむ。ポカポカ陽気の頂上で食事する。

 防寒手袋を登山中に落としたので、ふれあいの里へ下山せずに往路を戻ることにする。天狗の森辺りから気温が上がりカンジキの踏み跡も雪が緩んで落とし穴に落ちるように頻繁に、30センチほど落ち込んでしまう。また細君は登山道から外れた途端、胸まで埋まり自力では上がれず。悪戦苦闘して天狗の森を脱出すると踏み固められた道になり歩き易くなる。林道に出ると朝の踏み跡が残っているが下りでは歩幅が合わないのでラッセルして新雪の道を下る。

 長靴(磯釣り用のスパイク付き長靴使用)の中は融けた雪がお湯になっている。雪と格闘した山歩きだった。

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