テクテク伊勢辻山・国見山

和佐羅の滝 薊岳  大普賢岳遠望 額井岳方面 天ヶ岳・大洞山方向 学能堂山・三峰山方向
大峰山脈遠望 右・国見山 歩いてきた稜線 馬駈場と国見山 左・木ノ実ヤ塚。中央薊岳
明神平と薊岳



平成8年9月15日 大又・伊勢辻山1290m・国見山1419m 作成平成13年10月

参考本。アルペンガイド【大峰・台高】

今回のコース、所要時間を何回も計算する。6時間を越すと躊躇する。林道は迷うことがないので計算に入れないで・・。登れそうな気がしたので決行する。 大又バス車庫まで来て通り過ぎたのに気が付き200mほど戻る。

5:50自宅〓8:00登。大又・又迫谷〓30和佐羅の滝〓55木馬道〓9:50 3ツ目の橋右折〓10:10小屋〓30 ピーク1220m地点〓10:45伊勢辻〓50伊勢辻山〓11:40〜12:10食事〓20馬駈ケ場〓35国見山〓40ウシロー〓13:05水無山〓13:20〜35明神平〓14:00明神滝〓14:25林道終点〓15:30大股着

 北方向に谷があるが又迫谷なのか分からない。地元の女性に尋ねると知らないと(この地点三叉路になっている)。地図ではここだが・・。

 不安を感じながらも出発する。右岸から谷に入り、直ぐに橋を渡り左岸沿いの踏み跡を歩くと想像していたより落差のある和佐羅の滝が現われる。滝の上部へ、右に迂回道を探すが見当たらず、踏み跡をたよりに滝の左岸の崖を木・根・岩を握ってよじ登る。上部に出ると緩やかになり、踏み跡を辿って行くと小さな滝の手前より踏み跡は右へ曲がって直ぐに木馬道に出る(大又の三叉路を登っても来られたようだ)。

 橋を2回渡り3ツ目の橋で本谷と分れ、右折すると水量も少なくなり沢沿いの登山道になる。日が差し込むようになり小屋が見えだすと、ここが最後の水場になる。小屋を過ぎるとテープが付いている。両サイドに小高い山に挟まれた谷間の樹林内を登ると尾根に出る。(ここが二股だと勘違いする。地図のピーク1220m地点のようだ。地図の二股は小屋辺りかも?)
しっかりした緩やかな尾根道を東へ。やっと楽な気持ちになれたが大幅に遅れていると勘違いしていた。伊勢辻まで一時間内で到達できるだろうかと心配しながら先を急ぐと伊勢辻に直ぐに着く。やっと現在位置が判り安堵する。

 伊勢辻を過ぎると展望が開けてくる。ルンルン気分でササ原の伊勢辻山に一気に登る。気分は爽快、展望も爽快、興奮気味で展望を楽しむ。これから歩く赤ゾレ山・国見山・水無山への稜線。

薊岳の遠方には大峰山脈の大普賢岳・山上が岳・大天井ヶ岳等の山並みが連なり金剛山も遠望できた。場所を移動すると額井岳・音羽山。そして曽爾高原方向から三峰山方面が望まれた。赤ゾレ山にも登るが展望は伊勢辻山と変わらなかった。

 馬駈ヶ場辻辺りで食事しようと思っていたが、少し手前でウシローのように明神谷に落ち込んだ所があった。周りの展望も良かったのでササ原にお尻を下ろして食事する。展望の良い縦走道なのに誰にも合わない、誰かに展望が分けてあげたい気分になる。いつもより早く食事を済ませて出発する。

 直ぐに馬駈ヶ場辻に着くと三重県側に道がついているが見晴らしの良さそうな登山道だった。少し行くと馬駈ケ場といわれる広い広場に出てくる。馬だけでなく人間も駈け回れる広場だった。
前方に見える国見山へ。平坦な道に慣れてしまってキツク感じる登りだかブナ林の木陰が救いだ。 

国見山頂上に着く。樹木越しに三峰山方向と桧塚方向が何とか望めたが早々下山する。
平坦になった辺りにウシローが右にある。明神谷を岩上から見下ろすのだが、初めて立った時(天高ルートから登る)は足が震えるような恐さと眺望に感激したが2回目になると薄らいでいた。今回の山で最標高1441mの水無山に辿り着くが展望が効かないため通過。展望が開けると眼下に明神平が広がる。明神平の東屋でリュックを降ろし休憩する。初めての時は下山道が何処にあるか捜したりして落ち着いて休むことが出来なかったが今回はゆっくりと休む。

 明神谷からは迷う所もない。また現在(平成13年10月)と大幅に変わっているところがあるらしいので、省略す

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