テクテク天狗堂

平成8年8月25日 天狗堂988m 作成平成13年10月

参考地図【霊仙・伊吹・藤原】

竜ヶ岳の力の写真をとってから君が畑へ。展望の良い山に魅力を感じて登る。

10:35〜45君ヶ畑〓11:30稜線〓12:50〜13:30天狗堂〓15:20着

少し道路が広くなった所にバイクを置く(地図上の卍印の記号が記載されているところ。3台ほどの駐車スペースあったと思う)。少し引き返し大皇器地祖神社・鳥居を潜らずに右横の道を10mほどに行くとNHKケーブル埋設の看板の所が登り口だが、草が茂り、道は隠れているので疑いたくなる登山口だった。でも直ぐに踏み跡のしっかりした道になり貯水池が見える。ケーブル線が見え隠れする杉と常緑樹の茂る薄暗い急坂を直線に登るが、落ち葉があると特に滑り易いので注意しよう。キツイ登りだが迷うことがないので安心だ。

稜線に取り付き右折する。目印のテープも巻かれているので安心だが、下山時のために覚えておく。
明るい緩やかな稜線を歩くと伐採されて幼杉が植えられた小広い所に出てくる。雑草と野バラが茂り、幼杉を支えるヒモが邪魔して踏み跡が消えてしまうが前方に山容の美しい天狗堂が見えているので進むことができる。やがて雑木林に入りテープを捜しながらキツクなった岩混じりの傾斜を登ると岩場の天狗堂に着く。

中年夫婦と年配男性一人の先着がいて狭い岩場には上がれない。食事も終わっていたので話をしながら席が空くのを待つ。
話を聞くと僕らと同コースで登ってきた男性が、道に不安を感じて後から登って来た夫婦と同伴して登って来たそうだ。準備を整えて夫婦が下山するのを待っているようだ。

誰もいなくなった頂上で展望を楽しむ。1000mを越す山々の中にポツンと立っている感じの天狗堂だった。地図を見ながら食事する(登っているとき、ガス臭いと細君が言っていたがボンベのガスが無くなっていて汁ものなし)。御在所岳から伊吹山そして琵琶湖の一部を望むことが出来た。

下山。テープを捜しながら木々の間を縫うように下山すると大岩が現れる。登るときに見覚えのある大岩で、右を下山すると踏み跡が怪しくなり、目印のテープも見当たらない。10m四方ほどの範囲でウロウロする。テープが確認できる地点まで引き返すことにしたが、足跡を沢山付け過ぎて一瞬何処から下ったか分らなくなる。岩まで戻ると左にテープがあった。
雑木林を抜けると幼杉の場所にくる。ここは前方の谷へ下らないように、できるだけ左の稜線沿いに下ると朝のしっかりした道になる。簡単な山行と思っていたが下りは難儀した。

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