テクテク蛇谷ヶ峰

山頂より武奈ヶ岳望む カツラ谷のカツラ 赤い吊り橋

平成8年6月23日 蛇谷ヶ峰902m 作成平成13年10月

 新聞にカツラ谷の写真が載っていた。『樹齢数百年、周囲7.1m、高さ約30mの大木。樹齢100年以上のカツラが点在しており、高さ数mの滝が水しぶきを上げる』と書いてある。涼しそうなので、初夏に行くことに決めていた。比良山の地図を買ってきたがカツラ谷が載ってないが、灰処谷辺りだろうと勝手に決める。

6:00自宅〓7:30〜40想い出の森〓8:35ふれあい広場分岐〓9:25カツラ谷分岐(展望台)〓9:40蛇谷ヶ峰頂上〓10:00西峰〓30〜11:15蛇谷ヶ峰頂上〓45〜12:20カツラ谷〓13:10ふれあいの里〓13:30想い出の森着

 広い敷地内の『想い出の森』で登山口をバイクで捜すが分らない。結局『ふれあいの里』に通じる赤い吊り橋近くのあづま屋横にバイクを置く。ここからは谷越しに蛇谷ヶ峰と西峰の反射板が見えている。

 工事中で荒れた道を歩いて山方向に歩く。道標があったが工事で倒されている。しかたなくブルドーザ跡がある道を歩き、一段高くなった道路の則斜面を上がると登山道があった。結局登山口は分らずに途中より登る。
 無風のどんよりと曇った蒸し暑い天気。まるで風呂場に要るような感じで登っていると、何故か腹立たしくなる。でもササユリの花を見て気持ちを切り替える。白い得体の知れないギンリョウソウも初めて見る。
ふれあい広場分岐を過ぎ高度を上げると風通しも良くなり、登る意欲が少し出てくる。

カツラ谷分岐に着く。ベンチがあったように記憶している。この辺りからクマザサが茂り、頂上へ急登する稜線が見えている。

 蛇谷ヶ峰頂上360度の展望だが霞んで琵琶湖も見えない。比良山系の最高峰武奈ヶ岳には雲が懸かっている。時間も早いので西峰まで往復するが何の収穫も無かった。蛇谷ヶ峰に戻り食事する。

 蛇谷ヶ峰山頂より下山。登って来た道(北東)をカツラ谷分岐まで戻り、左の木階段を下る。カツラ谷に下りて来ると、カツラの木が群生している。ベンチに座り滝音を聞きながら大休憩する。汗ばんだ体に心地良い冷気が漂う。

カツラ谷からは、自然林の美しい散策道になる。ふれあいの里に出ると設置してある地図をみて赤い吊り橋を渡るとバイクの所に戻って来る。


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