テクテク倶留尊山・二本ボソ

お亀池 亀山  煙テ光山 天ヶ岳・大洞山
屏風岩・住塚山・兜岳・鎧岳 倶留尊山頂上 東斜面は急峻。二本ボソ 三峰山望む

平成7年9月17日 倶留尊山くろそやま1038m・二本ボソ996m 雨のち曇り 作成平成13年8月

 台風が関東地方へ向かっている。台風一過で澄み切った天気を期待して小雨降る強風の中をバイクで出発する。

途中で道を間違い御杖村に入り、引き返して曽爾村へ。バス停『太良路』付近から見る異様な山容をした鎧岳と兜岳。何時かは登りたい山だ。バス停と曽爾高原の中間辺りにバイクを置く。

6:50自宅〓9:30登〓11:30二本ボソ〓12:05〜13:00倶留尊山〓15:30P着

 東海道自然歩道を利用して曽爾高原へ。『少年自然の家』のお客がいるだけで高原には誰もいない。もう萩の花が咲き始めている。お亀池には殆ど水がない。曽爾高原を登ると展望が益々拡がり亀山峠に着く。ススキの穂が強風に呷あおられている。稜線を左にとり、ガレ石の登山道を周りの山々を見ながらを登る。

古光山こごやまの背後には台高山脈、右に目を移せば屏風岩・国見山・住塚山・鎧岳・兜岳など起伏のある室生火山群の山々が連なる。

 やがて稜線は潅木となり二本ボソへの登りが続く。途中入山料を支払う小屋があったが誰もいない(ラッキー?)。二本ボソ山頂に着く。倶留尊山が見えるが頂はガスが懸かっている。東側は黒い雲の下に伊賀富士の尼ヶ岳・大洞山そして三峰山等が望まれた。

下山、露岩混じりの急坂を鞍部まで下る。周辺はシャクナゲが多く茂っている。険しい道だかよく整備された急坂を登り返すと倶留尊山頂上に着く。残念ながらガスが懸かったままだ。吹き上がりの少ない所で食事しながら晴れるのを待つが残念ながら無駄だった。

 往路を戻り亀山峠から亀山に登る。朝よりキツイ風が吹き、よろけながら稜線を下山。バイクの場所まで戻る。

初めてマツムシソウを見る。秋の草花が咲き乱れていた。

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