麦谷林道より木ノ実ヤ塚・薊岳

麦谷林道登山口近くより。亥H岳と木ノ実ヤ塚 遠階岳 伊勢辻山と高見山遠望 雲がかかる国見山、水無山
南に続く台高山脈 白鬚岳・苑蝠山脈 木ノ実ヤ塚頂上


平成7年9月10日 木ノ実ヤ塚1374m〜薊岳1406m 曇り 作成 平成13年8月   

【奈良県の山】
6:40自宅〓バイク92km〓9:00麦谷林道ゲート前駐車〓25二階岳〓10:20木ノ実ヤ塚〓11:20〜12:05薊岳頂上〓13:40〜14:15麦谷林道ゲート前〓16:30枚方

楽して薊岳に登ることに。大股への途中『麦谷林道』と書かれた標示を見て右折、山腹・谷間の林道を走る。やがて見晴らしの良い尾根に出てくると、古いゲートの鉄支柱が残る所が登山口でテープが潅木に巻いてある。

 一部クマザサが茂っているが難なく二階岳を通過。やがて下草がなくなりハッキリした稜線道になる。(登りでは間違わないが、下山のときは直線に下って、間違った稜線に入り込まないように。地形を確認しながら登るとよい。)。 

 ブナが茂る稜線となり、木ノ実ヤ塚と思って辿り着いたピークは前衛峰のようだ(ここで左折して下ったと思う)。道はミヤコザサになり再び登ると広々したブナ林に囲まれた木ノ実ヤ塚頂上に着く。ササの上に腰をおろして休憩したいとこだが濡れた衣服・靴にハエの大群が押し寄せて追い払っても次から次に押し寄せてくる。口を開けていれば食べてしまいそうだ。

早々、北に下山。 自然林を楽しみながら鞍部まで下り、岩混じりの急坂を登ると薊岳頂上の東に出てくる。数メートル左に行くと頂上に着く。

狭い薊岳頂上だが素晴らしい展望が開ける。北の高見山から南の大台ケ原までの台高山脈、西には大峰山脈が見渡せる。薄日が差し暑いが、ハエは少ないので、ここで食事にする。上空には赤トンボが舞い秋の気配を感じさせるが、それ以上に羽ありが上空を舞う。汗で濡れた肌に引っ付くと暴れてチクリと刺す。弁当を隠しながら食事して早々下山する。

トップ